悩みタイトル

テニス肘の症状として、いくつか例に取りますと、
肘の外側に疼痛があり、動かす際に動作時疼痛が見られる。
手で何かしら物を持ち物を持ち上げる際に肘の外側に痛みが見られる。
椅子やベッド、床、車の座席などに座っていて、立ち上がり時に手を支えにしたり手すりなどに掴まったりなどして自分の体重をかけた際に肘に疼痛が見られる。
運動した後クールダウン後の安静時に肘に脈動性の疼痛、熱感が徐々に強くなる。
安静に寝ているだけで肘が痛い。

テニス肘に関する当院の考え

①動かす際に疼痛が見られる。→いわゆる動作時疼痛とは上肢の重さにより痛みが発生している。
②手で何かしら物を持つ際の痛み→自重以上の重さに肘が耐えられていない。
③立ち上がり時に痛み→身体の支えにする際は50キロ近い負荷がかかるが耐えられない。
④クールダウン後の安静時に痛み、熱感→炎症が発生している。
⑤寝ているだけで痛い→炎症が長時間強く出ている。
主にオーバーユーズ、肘の耐久性を超えて肘に長期間的に、あるいは短時間で負荷がかかっていて、回復のスピードが追いついておらず肘を損傷している。肘の外側は体重の支点となることが多い。

テニス肘を放っておくとどうなるのか

肘を使うということは手を使うということとイコールで起きている内は負担がかかり続けるということです。肘は身体の外側で体重をかける、かかる事が多く支点としやすいです。つまり一日中でいつも痛いということになります。痛みを避けるには肘を使わないようになります。肘が曲がったまま、いわゆる屈曲拘縮を起こしてしまい、肘を伸ばす事が出来なくなります。思うように身体を動かせないので上肢をうまく動かせずに脱臼を引き起こす事があります。
安静時痛が強いと夜の就寝時に何度も起きるので不眠症を引き起こす事になります。疲れが取れず回復しない負のスパイラルとなります。

テニス肘の改善方法

炎症が収まるでは安静が必要です。熱感があればアイシングが必要ですが冷やし過ぎには注意です。稼働性能が失われてしまいます。なので炎症を抑えた後に温める、という処置が必要です。よく野球の投手が当番後に肩にまきつけているあれです。炎症を抑える為に冷やし、血流を良くして治癒能力を高める為に温めるのです。
根本的な問題として身体のバランスを整える必要があります。
肘を極める、関節を極めるという柔道や格闘技で良く見られるもの、暴漢を鎮圧する際に肘を極めて抑えつけたりさますね。肘を支点に極めると身体のバランスを取れなくなります。それだけバランスへの影響が強いです。

テニス肘の改善にオススメする当院の施術メニューとは

明るい挨拶

急性期に於いては、EMSにより筋肉に電気刺激を与え血流の循環を促し、硬結を取るのが第一です。硬結を取る事によるリラックス効果、疼痛緩和が期待出来ます。
回復期に於いては身体のバランスを正しい位置に戻して肘の負担が減少するように、根本的に治す必要があります。
全身を矯正し、硬い筋肉をほぐし元の機能を回復して稼働範囲を広げる事の出来るクリニカル全身矯正が最も適しています。上肢、下肢のアライメントを正常な位置に戻して治療効果の持続性を高め、骨盤、腰椎、胸椎、頚椎の徒手矯正を行う事で骨格を解剖学的に正しい位置に戻す事によりインナーマッスルも正しい位置に戻す事により正常なバランスを取り戻す事が出来ます。

その施術をうけるとどう楽になるのか

炎症に於いては、熱感が無くなります。熱感は脈動性の物が多いので安静時に痛みが無くなります。
硬結に於いては、可動範囲が広がり身体動作による疼痛が無くなります。
バランスに於いては、熱感や硬結も解消出来ますが、一番は可動範囲が広がる事により荷重を分散出来るので、何か物を持ったり、身体に体重以上の負荷をかける際の痛みが無くなります。肩こりなども頭の負荷が首肩にかかっているものなので、肩こりによる血流が悪くなることにより筋肉が固くなり肘への負担が増大するので、予防にもつながります。

軽減するための施術頻度は

回復するインターバルを考えると1日おきには治療が必要です。炎症を抑えるのと血流を良くする事を両立させたいので連続の治療では頻回の治療は妨げになる可能性があり、期間を開けすぎると硬結が進む可能性があるので急性期は1日おきです。
回復期ほ一週間後でも大丈夫ですが、あまり期間を開けすぎるとバランスが元に元にしまいます。身体の変化に3ヶ月、安定には6ヶ月、定着まで9ヶ月、予防に12ヶ月です。