悩みタイトル

慢性的な眼精疲労(目の疲れ)
→PC(パソコン)やスマートフォン(スマホ)などの画面からくる刺激によって目に疲労が溜まります。首のコリによって酸素が目に送られる量が減るため、より疲労が溜まりやすくなります。

寝ても疲れがとれない(不眠)
→PCやスマホなどの画面からくる刺激によって体内のホルモンであるメラトニンの分泌が抑制されます。これはスマホ、パソコン、タブレットなどから発せられる光によって、脳が「昼間だ」と錯覚するためです。すると、脳が覚醒し眠りが浅いなどの睡眠障害を引き起こしやすくなります。
また、肩こりによる自律神経が興奮する事によっても睡眠障害が起きます。

めまい
→首のコリや痛みによって姿勢が悪くなり結果として神経や血管を圧迫します。血管を圧迫すると脳内に酸素が回らずめまいが起こります。
また、寒いときの朝起床時にめまいが起こり易いのは、夜間に首が冷えたり枕が高かったりすると首のコリが強くなるため、頚部神経痛としてめまいや頭痛が起こります。

やる気が出ない(体がだるい)
→首のコリや痛みにより自律神経に影響し、副交感神経の働きが低下するため、体に不快な症状がおき、メンタルにも影響が生じます。

強い肩こりや腕のだるさ、腰の張り
→首には肩に繋がる筋肉が多くあります。そのため、姿勢が悪くなると首が前側に傾くことによって筋肉が引き延ばされ肩こりの原因になったり、神経を圧迫して腕のしびれやだるさなどが起きています。
また、首からは横隔膜に繋がる神経が出ており、横隔膜への神経伝達が悪くなり、横隔膜の機能低下によって呼吸が浅くなり、腰を支えるための腹圧が低くなります。

吐き気や食欲不振(胃腸障害)
→自律神経に影響し、副交感神経の働きの低下によってメンタルや内臓の働きが悪くなり吐き気や食欲不振になります。

自律神経に関係する症状
→首の筋肉のこりがひどくなると自律神経に影響し、副交感神経の働きが低下するため、目の疲れ、めまい、頭痛、顔のむくみ、睡眠障害などを引き起こします。

首の痛み・首コリに対する当院の考え

首の痛みやコリの原因としては姿勢の悪さが考えられます。
頭の重さは体重のおよそ1/10ともいわれており、6kg程度の重さがあります。姿勢が悪化することによって頚部が前側に傾くと何倍もの重さが頭を支えるために首の骨に負担をかけてしまいます。
これによって筋肉が引き延ばされ、猫背と呼ばれる姿勢になってしまいます。

首のコリや痛みはメンタルにも影響しやすいです。
脳から来る神経はすべて首を通過して身体に繋がるため、首のコリによる筋肉の拘縮は神経や血管を圧迫します。そのため、身体の動きを開始したり制御したりする多くの働きをする神経やメンタルに影響を与えてしまいます。

首のコリや痛みを取り除くことで身体の動きやメンタルが良い方向に向かっていきます。

首の痛み・首コリ はなぜ起こるのか?

現代の生活において、パソコンやスマートフォンとの関係は切っても切り離せないものとなりました。これらのデバイスを操作する際の姿勢が首コリや痛みに大きな影響を与えています。
特に長時間にわたりPCやスマートフォンを使用すると、首コリがさらに悪化してしまいます。これはパソコンの作業中に肩を上げすぼめ、顎を突き出すような姿勢をとったり、スマートフォンをうつむいて操作することによるものです。

寝ている状態から起き上がった瞬間から、重たい頭(頭蓋骨)を支えていかなければなりません。しかし、長時間の悪い姿勢は首や肩に負担をかけています。

首の痛み・首コリ を放っておくとどうなるのか?

首の痛みやコリ、それに伴う肩のコリはそのままにしておくと、首から腕にかけての痺れや痛み、肩甲骨周りの痛み、頭痛、めまい感などの症状として身体に表れることがあります。また、首が回らなくなる寝違えのような症状も生じる可能性があります。

これらの症状が表れると、以下のような病名が付くことがあります。

・頚肩腕症候群
作業関連筋骨格系障害とも言い、PC作業の方に多く、首、肩、腕、手、背中にかけての痛み、痺れ感が主に出てきます。頭痛や寝違え症状も出る場合があります。

・胸郭出口症候群
なで肩の女性に多く、日常的に重い鞄やリュックを使う方に多く見られ、ジムで筋トレをされる男性にも発生します。
吊革に掴まったり洗濯をしたりすると手が痺れることが多く、肩、腕、肩甲骨のあたりに痺れや痛みが出ます。手や腕の位置で手に流れる血流が悪くなっています。

頸椎ヘルニア
首・の椎間板が飛び出して脊髄神経そのものか神経の枝を圧迫するために起こります。
当たる場所は一人ひとり異なり、症状もそれぞれ異なりますが、肩コリ、二の腕の外、指先の痛みや痺れ、感覚異常、筋力低下、ボタン掛けや細かい指先の作業が困難になることがあり、時には眠れないほどの激しい痛みが生じることもあります。

首の痛み・首コリ に効果的な当院の施術メニューは?

首の痛みや首コリに効果的な当院の施術メニューは4つ挙げられます。
ただし、頸ヘルニアなどのレッドフラッグを見極めて行っています。

・全身矯正もしくは上半身矯正
全身もしくは上半身の歪みを整えることによって正常な位置に骨の位置を戻します。骨の位置を戻すことで筋肉の緊張や収縮などの力の偏りを整えていきます。

・鍼施術
手技では届かないより深い筋肉にアプローチできます。

・猫背改善施術
肩の位置を整えることによって首の位置が整います。
これは矯正とは少し異なり、骨にアプローチするのではなく筋肉にアプローチしています。また、頚部のストレッチも行います。

・ドライヘッド矯正
自律神経の乱れを整えることで筋肉とメンタルの緊張をほぐし、首のコリを取っていきます。

その施術を受けるとどう楽になるのか?

・全身矯正もしくは上半身矯正
全身もしくは上半身の歪みを整え、正常な位置に骨を戻します。骨の位置を戻すことで筋肉の緊張や収縮などの力の偏りを整え、神経や血管の圧迫を解消し痛みを軽減させていきます。また、筋肉が緩むことによって首のコリが取れていきます。

・鍼施術
手技では届かない深い筋肉にアプローチできます。直接筋肉を刺激して炎症を起こし、慢性化していた首のコリを急性期の状態に戻して施術していきます。

・猫背改善施術
肩の位置を整えることによって首の位置が整います。
矯正とは異なり、骨にアプローチするのではなく筋肉にアプローチしています。
また、頚部をストレッチすることによって筋肉を伸ばし、首のコリを軽減します。

・ドライヘッド矯正
自律神経の乱れを整えるために筋肉とメンタルの緊張をほぐし、首のコリを取っていきます。自律神経を落ち着かせることにより、首に入っている力を抜き目の疲れ、めまい、頭痛、顔のむくみなどにも効果が期待できます。

首の痛み・首コリ を軽減するために必要な施術頻度は?

鍼、ドライヘッド矯正、全身矯正や猫背改善施術を受けると、姿勢が正しい位置に戻り首の痛みやコリが軽減します。

ただし、この正しい姿勢はすぐに戻ってしまうため、施術を開始してからの1ヶ月は1週間に2~3回程度施術を受けることをお勧めします。そこから3ヶ月までは最低でも1週間に1回は施術を受けることをお勧めします。
さらに、歪みを取るのに1年かかるため、歪みまでとるためには1週間に最低1回施術を受け続けることが必要です。

施術を受ける前の身体の姿勢が癖になっているため、一度の施術だけでは元に戻ってしまいます。そのため、細胞が生まれ変わる周期である90日間は施術を受けて正しい身体の姿勢の位置を記憶していただくため、最低でも1週間に1回を目安に来院していただきたいと考えています。