骨盤の歪み｜池下エキナカ接骨院

骨盤の歪みによって、思わぬところにも影響が出ることがあります。

骨盤が歪むと姿勢が崩れやすくなり、背筋が伸びにくくなるため、首や顔に脂肪がつきやすくなったり、腹筋が弱まることでウエストのくびれが出にくくなったりすることがあります。また、お尻の形が崩れ、太ももや腰回りにも脂肪が蓄積しやすくなる場合があります。

このように、骨盤の歪みは体のバランスを乱し、代謝の低下につながることがあるのです。そのため、骨盤の歪みを改善することで、姿勢の安定が期待できるだけでなく、ダイエットへの良い影響も期待できます。他にも、腰痛や肩こりの軽減が期待できたり、全身の血流が良くなる可能性があったりと、さまざまな変化が見込まれます。

骨盤の歪みによって現れる症状としては、腰痛や肩こりなどの筋肉の痛みが出たり、血管が圧迫されることでむくみや冷え性、不眠や自律神経の乱れなどが見られることがあります。

さらに、骨盤が歪むと周囲の筋肉や関節に不自然な負荷がかかり、体を支える筋肉が弱まってしまいます。また、骨盤は内臓を支える役割も担っているため、歪みによって内臓の位置が変化したり、リンパの流れが滞ったりすることもあります。

そのため、猫背や反り腰のような症状が見られる場合は、状態が進行してしまう前に対処していくことが大切です。これらの不調は筋力の低下が関係している場合もあるため、筋力をつけていくことも必要となります。

骨盤の歪みの原因として考えられるものの一つに、筋力の低下があります。では、なぜ筋力の低下が骨盤の歪みにつながるのでしょうか。

それは、日常生活において正しい姿勢を保つ役割を担っているのが筋肉であり、その筋肉が衰えてしまうと姿勢が崩れ、骨盤に歪みが生じやすくなるためです。

この正しい姿勢を保つために重要な筋肉とは、インナーマッスルと呼ばれる深層の筋肉です。インナーマッスルを鍛えることにより、正しい姿勢を保ちやすくなってきます。そのため、骨盤の歪みを予防するうえで大切なことは、筋肉を衰えさせないよう意識することです。

骨盤の歪みを放置すると、周囲の筋肉や関節に不自然な負荷がかかり、それが原因となって腰痛や肩こりを引き起こすことがあります。さらに悪化すると、四十肩や五十肩、または腰椎椎間板ヘルニアやぎっくり腰などを引き起こす可能性もあります。

また、関節への負担が続くことで、変形性股関節症や変形性膝関節症などを生じることもあります。そのため、腰痛や肩こりといった症状が現れた際には、悪化する前に対処することが大切です。

さらに、骨格の歪みによって内臓の位置が変化したり、リンパの流れが滞ることにより、全身にさまざまな不調が出る可能性もあります。これらを未然に防ぐためにも、早めの対応が必要となります。

【全身矯正】
当院の施術方法の一つ目は全身矯正です。全身矯正では、歪んでしまった骨盤を正しい位置に戻すことや、背骨や肩甲骨などの原因を根本的に整えていくことができます。そうすることで、座っている時や立っている時の腰や足、全身的な負担を減らすことにつながります。

【骨盤はがし】
二つ目は骨盤はがしで、こちらの施術は骨盤周りの歪みによって硬くなってしまった筋肉を緩め、本来の動きを取り戻していく施術になります。この施術を行うことで、今まで骨盤で座っている感覚がなかった方も、しっかりと骨盤という土台に座れるようになるとともに、長時間座ったり立ったりしたときの負担を大きく軽減することが期待できます。

軽減していく上でのポイントは、日々の生活の中で良い姿勢を意識して過ごすことが大切です。施術を受けていても、ゴールデンライン（横から見たときに耳・肩・股関節・足首が一直線になる姿勢）を意識して生活しなければ、施術の効果が十分に発揮されにくくなってしまいます。

さらに、運動を取り入れることも重要です。施術によって骨盤を本来の位置に戻したとしても、筋肉が不足している状態で悪い姿勢を続けてしまうと、同じ状態を繰り返してしまう可能性があります。

そうならないためにも、当院の施術を受けていただくと同時に、セルフケアとして体幹トレーニング（プランク）を行い、インナーマッスルを鍛えることで姿勢の維持がしやすくなり、それにより不調の軽減が期待できます。