O脚矯正
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O脚による体重のかかり方の変化により、膝に痛みが出たり変形性膝関節症などの様々な症状を引き起こしてしまう場合があります。
O脚により足関節への体重が外側へかかってしまい足関節捻挫を起こしやすくなるリスクがあります。
O脚の人は骨盤が後傾しているので腰の痛みが出てしまったりします。
O脚により歩き方がガニ股になり見栄えが悪くなります。
O脚により見栄えが悪くなったり循環が悪くなるため浮腫などが起きやすく、特に女性などは好きな服を着れなくなってしまいます。 -
O脚に対する当院の考え
O脚は膝の歪みだけに目がいきがちですが、O脚は下半身全体の歪みからなっていることが多いです。またO脚には二種類あり、O脚とxO脚があります。O脚は大腿部内側の筋肉(内転筋群)脚の外側の筋肉(大腿筋膜張筋、中臀筋前部)が硬くなり、足の接地も内反になってしまう為足首を捻りやすかったり、膝に痛みがあります。
膝の間が指3本以上入る人はこれになっています。
もう一つのxO脚は膝との間に指はあまり入らないが下腿(ふくらはぎ)が丸く湾曲している人がいる。これは脚の筋肉(大腿筋膜張筋、ハムストリング)が臀部(中臀筋、大臀筋)が弱ることから硬くなってしまう事が原因です。xO脚であると半月板損傷や内側側副靱帯を損傷したりOAなどになりやすいのでとても危険です。 -
O脚を放っておくとどうなるのか
O脚の人は、脚の骨格が歪むので骨盤を水平に保つことが難しくなり、直立姿勢でいると体全体でバランスを取ろうとして、背骨や骨盤に通常の状態より大きな負担がかかってしまい、膝の痛みはもちろん、腰痛の原因になってしまいます。また、骨格が歪んでしまっていることから血液や酸素、リンパの流れを作っている、ポンプの動きが低下してしまい、浮腫にも繋がってきます。そのため、足の疲れが出ることも多くあります。血液やリンパの流れ、働きが悪いことからの筋肉が上手に付いてくれず、下半身太りのひとつの原因の1つにもあげられることが出来ます。
O脚を放っておくと、膝の痛み、腰痛・浮腫などの悪化に繋がります。 -
O脚の軽減方法
O脚であると脚全体のバランスなのでまず股関節から膝にかけての原因から取り除くのであれば、脚の外側の筋肉(大腿筋膜張筋)を緩めるて、脚の内側の筋肉(内転筋群)を鍛えるのが基本的です。xO脚であれば臀筋(大臀筋、中臀筋)の筋力不足と脚の筋肉(大腿筋膜張筋、ハムストリング)の硬さからきているので、臀筋を鍛え脚の筋肉を緩めると膝から股関節の改善は出来ます。
また足関節の問題は足関節が内反するか外反しているかで変わります。内反であれば下腿の筋肉(後脛骨筋、長母子屈筋、足底筋群)が硬くなりやすいのでそこを緩めます。外反であれば下腿の筋肉(前脛骨筋、腓骨筋、足背筋)を緩めます。
またアーチがなくなっているか逆にありすぎるかによってトレーニングを変えます。インソールなどを使った方が普段の生活でも改善しやすいです。 -
O脚の方にオススメする当院のO脚矯正施術とは
当院ではO脚専用の施術メニュー「O脚矯正」や下半身の歪みを治す「下半身矯正」等を行っており、様々な手技によって、O脚の原因になっている筋肉の歪みや骨盤の歪みにアプローチすることによってO脚を徐々に矯正していきます。徐々に行う理由としては筋肉は変化に約3ヵ月、骨格に関しては変化に6ヵ月かかります。他にはいきなり変化を与えすぎてしまうと長い期間その形であったため身体がO脚の姿勢に慣れてしまっており、他の部位などを痛める可能性が出てくる。なのでじっくりと時間をかけてしっかり治していく必要がある。他には筋力の低下が原因であるならばEMS(電気施術)による筋力強化やO脚による炎症が起こって痛みが出ているのならば鍼施術も併用して行っていく必要がある。
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O脚矯正をうけるとどう楽になるのか
O脚を改善することで変わることは、その方の症状によりますが痛みであればまず緩和させることが出来ます。
例えばマラソン選手の方で走行時に膝に痛みが出てしまう方であれば、痛みの度合いを減らすことができ今までより長い距離を走ることが出来る様になります。
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改善するために必要な施術頻度は?
0脚を完全に元の状態にするにはかなりの長期間が必要となります。痛みだけを見るのであれば6ヶ月程。完全に元の状態にするとなると12ヶ月はかかってしまいます。この期間に関しては来院頻度によっても前後します。
目安は週に2回から3回になります。
これは身体の本来の正しい位置を定着されるには時間と回数がかかるからです。一度の施術で正しい位置に近づける事はできますが1週間もたたないうちに元の状態に戻ってしまいます。
繰り返しやると言う点では施術は勉強と似た様なものだと思います。